「ジャップカサイ」は、「睾丸マッサージ(Testicle Massage)」として知られるタイ王国古典医学の奥義。タイ伝統医学の中でも、ジャップカサイは男性が男性に施す難易度の高い技として伝承されてきたものです。 「ジャップカサイ」では、睾丸、および睾丸につながる精管を軽くストレッチすることにより、下腹部に刺激を与え、生殖機能のアップや泌尿器官への刺激で腰痛を緩和し、主に下腹部の各臓器に活力を与える施術法のことです。
この睾丸マッサージを受けた感覚は、下腹部にチチチチと電気が走るような刺激を感じる人が多く、下腹部に痛みを伴います。性的な刺激とは全く異なるもので、仮にクライアントがそういった雰囲気であっても、痛みによりそのような気分は一瞬にして吹き飛びます。しかし、効果は絶大で、精力増強、腎機能回復、腰痛、背中の痛みの緩和にも効果を及ぼします。直接的刺激の効能では、睾丸の健康増強によって血流が増加し 勃起時の硬度が増し、精液量も増加します。
この睾丸マッサージを行う場合には、最初に1~2時間かけて全身を施術して、血流を促してから行わなくてはなりません。エネルギーラインを刺激することで自律神経に刺激を与え、内臓やホルモンなどの働きを活性化させた後に睾丸を約10分~15分程度行います。テンション度合いが実に微妙で、とにかく繊細な感覚を持ち合わせていないと難しい施術です。また、クライアントの身体が十分に温まった状態で行わないと逆効果になり、腹痛や違和感などの体調不良を招くことになります。
男性ホルモン(テストステロン)を増やす効果もあります。男性ホルモン(テストステロン)は、男性の成長には不可欠なホルモンで、骨や筋肉の維持、性欲や性機能の維持、血液を作る働き、動脈硬化の予防、メタボリックシンドロームの予防、さらには脳の働きなど男性の心身に関する様々な影響を支えるホルモンです。男性版アンチエイジング効果ともいえるホルモンです。筋力を増強させる効果や内臓脂肪が増えないように抑制する役割も担っています。血流の管理や勃起などの管理も行っています。精力の低下・減退は、ED(勃起不全)や中折れの原因になるので、勃起不全(ED)の改善につながります。心臓や血管の疾患はEDの原因になります。動脈硬化を患うと、血管が狭くなり身体の隅々にまで血液がめぐりにくくなり陰茎にまで血液が運ばれなくなりEDを引き起こします。EDは血管・血液・心臓に大きく関わりがあるのです。コリを除去して血流を促すことで、効果を発揮します。
ただし、心因性EDの場合には、血流の調整だけでは効果を発揮することができません。その場合には、全身のエネルギーラインを頭部からアプローチする場合もあります。脳出血・脳梗塞・脳外傷・パーキンソン病・アルツハイマー病などの疾患は、自律神経障害を起こすため、EDの原因となります。前立腺がんや膀胱がんによる摘出手術は、陰茎海綿体の血管や神経を損傷する危険があり、交通事故などによる骨盤骨折や脊椎損傷の外傷もEDの原因になってきます。
勃起力が低下してきた・性交渉中の中折れが増えた・朝勃ちが減ったなど、ED症状では?と感じたら、放置しないで一度ジャップカサイをお受けになってみてください。。施術中は、セラピストが決して陰茎に触れることはありません。タオルケット等を使用して、なるべく隠しながら施術を行います。 実際の施術では、下半身があらわにならないようにタオルをかけながら行いますので、安心してお受け下さい。120分がスタンダードです。それよりも短い場合には簡略盤となります。症状に悩みが強い場合には180分以上をお勧めしています。 |