民間療法や各種療法は国家資格ではないため、その実態はなかなか把握することが難しいものです。個人間トラブルが原因で民法に鑑みて裁かれることがあっても、刑事事件にまで発展し罪状が明確になることは稀なのかもしれません。法を犯さなければ何をしてもいいかと言えばそうではありません。そこには社会を構成する人としてのモラルや秩序や道徳や倫理がなければ、社会は混乱をまねき、個人は裏切りや悲しみにさいなまれる結果となってしまいます。近年のセラピスト業における市場規模は次第に大きくなっており、なんらかの資格制度や基準づくりがますます必要となりそうです。TTMAは、個人スキルに対する資格制度と、サロンやスクールに対する認定制度を推進しています。それがセラピストを守ることにつながり、業界の発展につながり、文化として伝統医学の施術法を後世に残す道だからです。 |
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