臨床レポート・憂鬱・不安症
 
           
トップページ
メリットいっぱい
TTMA会員種別
伝統医学を応援
無料賛同会員
プロ認定資格者
セラピスト会員

公認サロン
ビジネス会員

公認スクール
ビジネス会員

           
TTMAオフィシャル
公認スクール
TTMAオフィシャル
レッスン講座
授業料分割納入
TTMA奨学制度
DVD販売
動画ダウンロード
自宅でスキルアップ
デリバリーレッスン
セラピスト検定
資格認定制度
           
TTMAオフィシャル
公認サロン
TTMAオフィシャル
優良サロン認定
TTMAオフィシャル
優良スクール認定
スタートアップ
独立開業支援
セラピスト業界
トピックス
セラピスト会費
会員更新手続き
           

業界団体TTMA
活動方針

社会福祉慈善事業
ボランティア活動
伝統医学研究所
臨床レポート
マッサージ芸術
アーティスト活動
よくある
質問と答え

TTMA事務局
問い合わせ

           
 
TOP ⇒ 伝統医学研究所・臨床レポート ⇒憂鬱・不安症
 
 
 
 
 
■憂鬱・不安症
 

不安神経症とは、心因的な要因からくる「不安症」という病気の通称です。強い不安感が引き金となって、息苦しさや発汗、震えなど、日常生活に支障をきたすような身体への不調が現れます。

ストレス疾患には、主に自律神経の調整や血流量の調整をする「肝」がかかわっています。「肝」は、「気」「血(けつ)」が十分でないと機能しません。さらに、「肝」は血流量の調整にかかわっていることから、ストレスを受けるとさらに「血(けつ)」が不足していきます。外部からの精神的刺激により、感情が抑えられると、「肝」の自律神経系のはたらきがうまくいかなくなり、怒りやイライラなどさまざまな症状が生じてしまいます。ほかにも、「心」の大脳(精神活動)のはたらきがうまくいかなくなると、精神症状が生じます。

東洋医学では「鬱病」の事を「鬱証」と言います。「鬱証」は、精神的抑圧から精神のバランスが崩れその影響で体内の「気」の流れがスムーズに流れなくなってしまい鬱々とした気分が続いている状態と考えます。「鬱証」の起こるメカニズムは複雑ですが、最も重要なのは肝・脾・心の三臓の損傷と気血失調です。

東洋医学では、精神の症状と、体の症状を分けて考えることはしておらず、体の構成要素や機能のバランスの失調に伴っていろいろな精神の症状も出てくると考えていました。ですから、昔の漢方の本には、発熱や尿の出方、便秘、下痢、動悸、呼吸が浅い、汗が出る、などの体の症状と一緒に、落ち着かない、うつうつとしている、驚きやすい、眠れない、うわごとを言う、などといった精神症状が書かれています。現在の精神科での医療は、体の症状は、内科や他の身体科で扱い、精神の症状をもっぱら取り上げて、それに対して診断、治療をしていくといったものとなっています。

私たちは、薬に頼らなくてもまずはできることをおススメしています。「セロトニン」というホルモンをご存じでしょうか?セロトニンは心のバランスを整える作用のある伝達物質で、別名「幸せホルモン」と呼ばれています。このセロトニンが不足すると、暴力的になったり、うつ病を発症することもあると言われています。体内のセロトニンは90%以上が小腸にあり、消化を助ける働きなどをしているのですが、わずか2%の脳に存在するセロトニンが、人の心の安定に大きく影響を及ぼすのです。セロトニンという物質は、生活習慣によって増えたり減ったりることがわかっています。

セロトニンは太陽の出ている時間に分泌されて、夜や睡眠中は分泌が少なくなることがわかっていますので、早寝早起きをするとよいでしょう。太陽の光を浴びると、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌がストップし、脳の覚醒を促すセロトニンの分泌が活発化されます。昼夜逆転の生活をするとセロトニンとメラトニンの分泌のバランスや体内時計が狂ってしまうため、不眠症になったり、うつ病になりやすくなったりしてしまいます。

一定のリズムを刻む単純な運動をするとセロトニン分泌に効果があるそうです。ヴァーモント大学の研究者によると20分間のワークアウトをすることで、その後約12時間気分をよくすることができるそう。大切な人とスキンシップをするのもおススメです。家族や恋人など、信頼できる人とのスキンシップはセロトニンを増やすのに効果があると言われています。

トリプトファンを含んだ食品を食べるのもよしです。セロトニンを生成する際に重要な材料が「トリプトファン」という物質ですが、このトリプトファンは人間の体内で生成することができないため食品で補う必要があります。その中でよいものはナッツ。米国科学協会の研究によると、20人の被験者に対してはナッツを避けるように伝え、22人にはナッツの多い食事をするようにと指導しました。この12週間の実験の結果、ナッツを食べたグループのほうがセロトニンのレベルが高かったといいます。ナッツ以外ではパイナップル、プラムやトマトもセロトニンの値を増やしてくれる食材。トリプトファンを含む食品は、肉類、魚介類、チーズ、ごま、納豆、麺類、ごはん、パンなど。

瞑想をするのもよしです。研究によるとメディテーションをすることで血圧を下げたり、セロトニンの値を増やしてくれるということを示している。たったの30分間の瞑想でうつの症状を改善してくれるそう。これはジョンホプキンス大学の研究によるものです。

マッサージを受けるのもよしです。マイアミ大学の薬学部の研究者がマッサージ療法に関する12以上の研究に対して包括的レビューを行ったところ、人間の生化学に影響を与えることで、不安やうつに対して効果的に対処することができると結論付けました。いくつかの連続する研究では、約500人のうつや不安を抱える成人の男女と子供を調査したところ、マッサージ療法は被験者のコルチゾールの値を約53%も減らし、セロトニンのレベルも上げることができたそうです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
伝統医学の治療家として独立するなら
スクールで受講するべきおすすめコース
 

 
■伝統医学治療家養成総合コース
令和の時代に入り、世界的にも、予防医学の考え方が定着しつつあります。西洋医学のドクターたちも代替療法に対する興味がどんどん増していますし、今後は、治療的観点から施術を行える優秀なセラピストがますます望まれていくことでしょう。 タイ伝統医学を掘り下げていくと、インドの古典医学であるアーユルヴェーダや中医学の経絡の考え方と交差するため、こちらも掘り下げる必要が出てきます。ですから、このコースでは、広い意味での東洋医学を伝統医学として捉え総合的に学びます。伝統医学では、必ず氣やプラーナといったエネルギーが存在している前提で理論が成り立っていますから、こうしたエネルギーワークについても理解をしていく必要があります。さらに、東洋医学的なカウンセリング手法と実践的な伝統医学施術法も学びます。このコースでは、単に指導者としての資格が加わるだけではありません。 伝統医学施術法を指導できるように、「AA級資格」が得られる点、エネルギーを扱うヒーリングワークをサポートするために「H級資格」も得られる点が特徴です。
 
⇒詳しくはこちら
 
 
 
 
 
 

 
■オールオブシヴァカ サロン&スクールビジネス総合コース
「オールオブシヴァカ サロン&スクールビジネス総合コース」は、このネーミングからもわかる通り、シヴァカ伝統医学学校の全てのマッサージセラピーとTTMAが20年以上の歴史の中で培ってきた知識とオリジナルテクニックの全てをお伝えするコースです。TTMA(特定非営利活動法人日本トラディショナルタイマッサージ協会)が推し進めてきたタイ伝統医学の普及活動におけるノウハウも合わせてお伝えしていきますので、サロン経営並びにスクール経営が可能になります。個人開業よりも、もう少し大がかりに企業としてリラクゼーションマッサージ事業や伝統療法や自然療法のスクール事業に取り組んでいく場合には、責任者または代表者がこちらのコースで学んでいくといいのではないでしょうか?もちろん、個人の方であってもしっかりと学んでいけますので、一生の役に立つスキルやノウハウを学ぶことができます。マッサージスキルだけでなく、ビジネス的な考え方も理解できるようになっていますので、これだけで十分に旗揚げをすることができるはずです。タイ古式マッサージをちょこっと学びたい方にとっては料金が高く感じられることは確かですが、本格的に事業としてやっていきたい方には、これからの時代に向けて需要が見込まれる内容になっていますので、投資した学のの回収も早く見込めます。中途半端に国家資格を取得してがんじがらめになって困窮するよりも、先見性のある方であれば納得していただける料金と内容であると自負しております。これだけの世界中の伝統医学療法を集めたコースは、世界中探しても他に類を見ないと思います。
 
⇒詳しくはこちら