今は、「セルフプロデュース」の時代です。写真や動画などで自分自身を好きなように表現できる時代です。ネットの世界では、自分自身を自由に表現して配信することができる時代です。確かに自分自身を自分でプロデュースしていく時代です。でも、そんなに簡単なことではないように思います。
自分自身をどう表現するかは、まず自分自身のキャラクターを明確にすることから始めるべきでしょう。芸能人や俳優もみなそうです。何かしらの役を演じています。名前(芸名)をつけることから始めるのがいいかもしれません。別の名前があることで、自分の中にふたりが存在できるようになるからです。プロデュースしている自分と、もうひとつのキャラクターです。
大きな組織のメンバーとして生きてきた方は、没個性であり続けなければならず、このまま一生を終わりたくないと考える人たちは一定数以上いるでしょう。何かしら自分らしくいられるカタチに、自分の人生をデザインしなおそうと考える人たちも少なからずいます。生活もしていかなければなりませんから、お金になる方法の中での自分探しになるケースが多いでしょう。でも、それはライスワークなのか・・・それともライフワークなのか・・・人によってそれは全く違うものです。
大きな組織の中にいるサラリーマンは、「群衆の中にいる無個性な自分」でいるしかありません。でも、自ら旗揚げするということは、「群衆に対してエネルギーを放つ何者か」になるということです。それは、他の人たちと明らかに異なったキャラクターで差別化することです。それが、プロデュースであり、明確なキャラクターを柱にしてネット上に登場していくということになります。
自分自身で何かしらの情報をネット上で発信していくためには、最低限の知識が必要です。写真を加工したり、デザインをしたり、ウェブサイトを作ったり、動画を編集したりする方法がわかれば、思ったことをタイムリーに公開することができるからです。膨大な情報の中から多くの人は情報を選別し選択していくわけですから、やはり差別化は必要になります。
その差別化がある程度知名度が出てくると、アクセスされる件数が増えます。そして、次第に仕事が舞い込んでくるようになるでしょう。最初は万々歳に感じるかもしれません。でも、徐々に忙しくなって自分一人では今までの作業がこなせなくなります。売れたら売れたでこのままやっていけるかどうかという不安も出てくるでしょう。写真や動画の撮影もずーっと自分一人で行っていくには限界もあります。忙しい中でセルフプロデュースの方向性を明確に定めながら生活するのは至難の業です。そうすると、結局力になってくれるメンバーを集めなければならなくなります。結局、たった一人の力には限界があることを体験することになります。そこで、プロダクションやコミュティサークルの存在意義が出てきます。悩みを相談しあったり、協力しあったりできる仲間がそこにはいます。自分自身を理解してくれる仲間、応援してくれる仲間がそこにいます。同じ志を持った仲間がいれば、互いに撮影しあうことができます。相互でリンクを張ったり、チャンネルに登場しあったりすることもできます。互いにセルフプロデュースをしている仲間だからこそ相談できることもあります。そんな役割をTTMAが担っています。いつでも、みんなが集えるように、いつでもみんなが撮影したり、撮影しあったりできる環境を提供しています。鎌倉極楽寺のTTMA本部では、自由に無料で撮影ができます。空いている部屋や焚き火ができるガーデンもあります。山まるごとですから、色いろなショットが撮影できると思います。コミュニティのメンバーがもしも会社を起こしてビジネスをスタートさせるのであれば、TTMAグループの施設に会社の本店登記をすることもできます。ビジネスの専門家たちとのつながりもできます。何かしらの問題を抱えているのなら協力もします。いつでも、自分自身に向き合うために森林瞑想もできます。
誰しもが働かなければ食べていけない世の中ですが、働くということは、本来世の中をより良いものにするための活動です。ただ単に会社に所属しているだけでは、振り分けられた作業をこなせばいいとか、自分の時間を切り売りしているくらいの感覚の人が多いようです。個人で考えても、会社単位で考えても同じことですが、お金がもっと欲しいから、もっとサービスを向上させる、良い商品を考案するという循環で経済は回っていると、かのアダムスミスも言っています。そういった意味で自分の利益を追求したいという思いは間違えではありません。労働の対価として報酬を求めないボランティアだけが社会貢献ではありません。しかし、そこから先、利益を上げようと思うなら、自分の欲求だけではうまくいきません。相手のことを考えて自分と周りとの調和を図らないとうまく物事が進まないことを実感するはずです。私がフリーランスや独立開業を勧める理由は、「相手が望むことを慮ってサービスを提供することが成功の秘訣だから」です。相手のことを考えない独りよがりの経営はすぐに潰れます。ですから、起業家や経営者は努力して相手の気持ちを考え、社会と調和を図るようになります。つまり、経営をすることで、人間的に道徳的に向上することができます。人間の意識は、常に変化しています。意識が変われば発言も変わります。行動も変わります。自分自身が発するエネルギーで周りを幸せにすることができるようになります。経済的自立は精神的自立です。経済的に自立したメンバーのみなさんがここを足掛かりにさらに大きく羽ばたいてほしいという思いから、TTMAはできるかぎり無料でサービスサポートを提供しています。 |