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業界団体TTMA 活動方針
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TTMAは、正式名称を特定非営利活動法人 日本トラディショナルタイマッサージ協会(NPO Traditional Thai Massage Association)といいます。現在は伝統医学や民間資格全般をフォローしていますが、もともとはタイ古式マッサージの分野からスタートした団体だからです。TTMAは業界の発展のためにメンバーが集うNPO団体です。メンバーの会費によって運営を賄っており、利益追求を目的とした組織ではありません。TTMAは、2000年の設立以降、さまざまなボランティア活動も行っています。そして、単なるマッサージが、人の心を豊かにすることができることを知っています。人と人を愛でつなぐことができることを知っています。世界にはどうやら自己中心主義がはびこっているようです。心よりも経済が中心で回っている殺伐とした世の中です。他人を蹴落として自分だけがのし上がりたい・・・そんなエネルギーが蔓延している世の中です。毎日のようにSNSを通して誰かが「これ欲しいでしょ~」と言わんばかりに、新しい商品を目の前に突きつけてきます。お金持ちが成功者とあがめられ、「俺すごいだろ~」と勝ち誇ったようにyoutubeに登場して、コツを教えてあげるから有料メンバー登録してくださいと誘ってきます。こうした情報が毎日毎日繰り返されることで、私たちはどんどん疲弊していきます。何が一番大切なのかわからなくなってしまいます。今を殺伐とした世の中だと感じることが多い人も少なくないようです。マッサージがセラピストひとりひとりにとって生計を立てる手段であることも事実です。ビジネスは大いにやるべきだと思います。お金をもらうことが決して悪いことではありません。ただ、バランス感覚だけは忘れないようにするべきだと思います。ビジネスのツールでもありますが、マッサージは愛のカタチでもあり、心を表現する方法であり、誰かの心を動かすこともできるほど力を持っています。どこかで大切な心を失くしてしまわぬようにお願いするばかりです。日本は、若者の自殺者が世界トップです。ペットの殺処分数も世界一です。高齢化率も世界一ですが、寝たきり人数や寝たきり期間も世界一です。精神疾患の患者も増え続けています。私たちには世界を変えることなどできませんが、セラピストとしてマッサージスキルがあるからこそできることって、たくさんあると思うのです。
日本にも、リラクゼーションに関してマッサージ店をサポートしている「○○協会」という組織はすでにあります。リラクゼーションサロンの大手の経営者たちが協力して作っている組織のようです。この協会は、リラクゼーションサロンのオーナーに賛同を得て、そこで働くセラピストたちを加盟させるやり方をしているようです。・・・ですが、何故こんなにも世の中に事故が多発しているのでしょうか?協会を名乗りながら何を活動しているのでしょうか。要するに「へたくそでもなんでも、お金を集めればそれでいい」というビジネススタンスが色濃く現れているとも解釈できます。世論では「あまりにも下手すぎるけど・・・あの店どうなの?」という声を何度も聞いています。事実TTMAに寄せられる質問にもレベルの低いサロンに関することが多くあります。調べてみると、だいたいそういったお店は、前述したあちらの協会に所属しているようです。フリーランスのサポートは行っていないよいうですが、気になる方はご自身で検索してください。ちなみにTTMAでは20年間でたった2件のみしか事故は発生していません。ちょっとしたハーブボールによるやけどと原因がよくわからないオイルかぶれ?くらいなものです。いかにTTMAのセラピストのレベルが高いかが皆さまにもお判りいただけると思います。
タイ古式マッサージが本格的に日本に上陸したのは、西暦2000年ごろ。その頃は「胡散臭いマッサージだ!」とか「新興宗教なのじゃないか?」とか「違法だろ?」とか「どうせ風俗だろ!」とかよく言われたものです。今ではすっかりそんな陰口は聞かれなくなりましたが・・・懐かしくも思える今日このごろです。でも、世界中にはもっと他にまだ知られていない施術法や古典療法などがあります。もっと多くの人に食わず嫌いせずに是非一度お試しいただけたら幸いです。伝統医学・自然療法をもっとポピュラーにすることは私たちTTMAの役割だと考えています。そこにはきっとまたビジネスマーケットも広がっているはずです。ビジネスを通して多くのセラピストがたくさんの人を幸せにしてセラピスト自身も幸せになっていただければ幸いです。そんな循環を作ることができたら、私たちTTMA理事会メンバーにとってこの上ない幸せです。