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プロセラピストのための人体惑星試論体調カウンセリング
 
 
 
人体惑星試論「木」
 
 
腎・膀胱 肺・大腸 心包・三焦 心・小腸 肝・胆 脾・胃 任脈・督脈
 
 
 
◆以下の項目にあてはまるものが多い場合は、【木】のエネルギーに問題がある可能性があります。いくつご自身の体調にあてはまるかチェックしてみてください。
 
□ カゼや感染症にかかりやすい
□ 喫煙する
□ 咳が出る、痰がからむ
□ 喉や鼻腔が渇き気味
□ 呼吸が苦しいことがある
□ 喉が腫れやすい
□ 酔いやすくなった
□ 喘息である
□ 鼻炎や花粉症、蓄膿症である
□ 多汗、もしくは汗をかかない
□ 乾燥肌、かかとが割れる
□ 尿の出がよくない
□ 肌が弱く、荒れやすい
□ 顔色が青白い
□ アトピー性皮膚炎である
□ 何事も悲観的になってしまう
□ 涙もろくなった
□ 呼吸が浅い
□ 酸っぱいものが好き
□ イライラして怒りっぽい
□ 頭痛やめまいがする
□ 肩がこりやすい
□ 外反母趾がある
□ 筋肉痛になりやすい
□ いぼ痔がある
□ ヒステリー気味のところがある
□ 目がかすむ、視力が落ちた
□ 油っぽいものを食べると調子が悪い
□ メタボリック気味
□ 爪に縦線がある
 
 
 
 
 
 
◆あてはまるものが多かったら・・・
 

『木(肝臓・胆嚢)の不調』の可能性があります。 あまり怒ってばかりいたり、また風に吹かれすぎたりすると春には肝胆経を悪くしやすいものです。悪くすると目(顏色)を青くさせて、涙が出やすくなり、酸味を好んだり、筋肉の引き付けを起こしやすくなります。肝の不調を現わす症状は、身体だけでなく、精神面にも影響を及ぼします。自律神経系や血液、骨格筋、目などにも影響を与えます。皮膚や髪が乾燥したり、顔色がくすんだり、青白くなったり、目が乾いてかすんだりします。手足のしびれ、筋力の低下、筋肉のけいれん、手足の震え、ひきつり、皮膚のかゆみ、抑うつ状態、月経不順、便秘、倦怠感、腹部の膨満感なども肝の異常によるものです。肝の異常は、他の腑にも移りやすいので、病態が複雑化して治療が難しくなることもあります。肝に異常が現れた場合は、とにかく、ストレスを避けてのんびり日々を過ごすことが大切です。いつも明るい気持ちでいることが、肝機能を回復させるための一番の養生法です。

肝の不調時には、血液を増やすことが大切です。造血力の高い食品を積極的にとりましょう。にんじん、パセリ、ほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜やレバー、あさり、はまぐり、しじみなどが血液を増やす食品です。木の不調に有効なエッセンシャルオイルは、オレンジ、カモミール、グレープフルーツ、プチグレン、ヘリクリサム、ベルガモット、マンダリン、ヤロウ、ライムです。木の不調(肝・胆経)によい薬膳(食材)は、以下の通りです。

(寒い季節や身体が冷えている時にとるとよい温熱性の食材)
大豆、酢、カボチャ、小松菜、棗、桂皮、当帰、人参、よもぎ、みかん、桃、えび、ぶり、豚・鶏レバー、バター

(平常時にとるとよい平性の食材)
小豆、黒豆、クコ、葛、きくらげ、胡麻、しいたけ、春菊、ピーナツ、いちぢく、梅、ぶどう、りんご、レモン、いか、うなぎ、えび、さば、牛レバー、鶏卵

(暑い季節や身体がほてっている時にとるとよい寒涼性の食材)
ほうれんそう、ナス、トマト、もやし、菊の花、桑の実、ジャスミン茶、いちご、バナナ、梨、柚子、牡蠣、シジミ、スッポン、昆布、わかめ、馬肉、羊レバー

 
 
 
   
 
 
 
◆「肝」について
 

「五臓六腑」は、食べ物や空気から気・血・津液を作ったり運んだり、貯蔵したりする各器官といえます。 食べ物や飲み物の栄養が気や血に変わる過程をたどると、まずは六腑が消化吸収を行い、 その栄養を五臓が受け取って、気・血・津液を生みます。五行説の中で、季節を5つの季節に分けています。 木、火、土、金、水にそれぞれ対応するのが、春、夏、長夏、秋、冬です。 方位については、東、南、中、西、北で、気については、風、暑、湿、燥、寒です。 臓でいえば、それぞれ肝、心、脾、肺、腎です。すなわち春、東に対応するのが、肝ということになります。

東洋医学における肝は、西洋医学の肝臓と作用が全く異なっています。 肝は、気の流れを通じて感情の調節や自律神経系によって 体全体の機能が順調に行われるように調節する働きをしております。肝は、樹木の性質に例えられ、大地の養分を吸い上げて、太陽のエネルギーを吸収して育ち、 空に向かって、枝葉を伸ばし、広げる性質を持っております。大地の養分は、腎や脾が作り出す精に該当し、太陽からのエネルギーが、心の陽気に該当します。 気血を体の内部から体の隅々まで配り、発散力を供給する機能を肝臓が担います。 肝の役割は、常に外に伸びやかに広がる力を提供します。 発汗における外に向かう力、排尿の際の外に向かう力、射精時の外に向かう力を肝が提供し、 発汗において肺が、排尿や射精において腎が、肝の外向きの力に拮抗して、調節を行います。


 
 
 
◆肝の機能
 

1.疎泄を主る。
疎泄とは、体全体に気、血、津液を順調に巡らせる機能をいいます。 目的に応じて、必要なところに必要なだけ配分する調節機能を担っています。 肝の疎泄は、全身気の機能・消化器機能・気持ちの調節をします。

①気機を暢達(伸びやかに)する。=気の巡りを順調に保つ
気機とは、昇降したり、出入りしたりする気の運動です。 身体の臓腑や経絡の活動は、すべて昇降と出入りする気の運動によって行われます。 肝の生理的特徴は、上昇と動きでありますが、 これは、気機の流通、ノビノビする、上昇するなどの面で、重要です。

肝の疎泄機能が異常になると、2つの異常現象が起きます。 一つには、肝の疎泄機能が減退した場合、気の上昇が不足して、気の流れが悪くなったり、 気が悶々としたりして、気機不暢や気機鬱結などが起きます。 気機鬱結により血行が障害され血(女性では、生理不順を生じたりします。)をきたしたり、 津液の流れが悪く(湿蘊)なり、痰を生じたり、痰が経絡を塞ぎ痰核ができたりして、 のどが詰まった感じ(梅核気)が生じます。もう一つには、腎陰が不足したりして、 肝気があおられると、肝火上炎といって、目頭が腫れて痛む、顔や目が赤い、 怒りっぽいなどの病理現象が発生します。

②肝と脾胃
脾は、清らかな物を上昇させる昇清作用、胃は、不純物や混ざり物を下に押し流す降濁作用があって、 この二つの働きのペアーで、食べ物から体に必要な物を取り込んで不要な物を体外に排泄します。 肝の疎泄機能は、脾胃の気の昇降を助けますので、肝の異常は、脾胃の動きにも影響を与えます。 肝と脾の連携が乱れて、脾から肝への受け渡しがうまくいかない状態を「肝脾不和」といい、 必要な物を上昇させられずに、眩暈やふらつき、倦怠感、胃重感を起こすとともに、 吸収の流れが押し戻されて、下痢になります。肝の上昇の気が胃に悪さをすると、 降濁するべき物が降りませんから、便秘や服満感を生じ、さらに肝気が胃気を押し上げると、 むかむか、ゲップ、嘔吐といった症状につながります。これを「肝胃不和」といいます。

③情志(気持ち・情緒)を暢達する。
肝の疎泄がうまく働いている時には、感情を伸びやかに保つといった機能に反映されます。 精神が、ゆったりした状態で情緒が安定し、気がスムースに流れ、気持ちが晴れ晴れし、 精神状態が快適な状態を保ちます。しかし肝の疎泄機能が減退すると、肝気が鬱結し、抑鬱状態になります。 鬱症には、中医学では、疎肝という肝の機能を調整する方剤を用います。 (例えば、小柴胡湯などの柴胡剤)肝気亢奮すれば、怒り易くなり、失眠多夢などの症状が出現します。 過度の精神刺激(例えば大怒、極度の抑鬱)は、肝の疎泄を障害し、肝気抑鬱、気機不調などを来します。

④肝と排卵・射精
排卵は、包蔵するものを放出する機能ですから、肝の疎泄の性質と一致します。 肝鬱になると、卵を引き出す力が作動せず、無排卵になります。 肝気が旺盛になると、排卵が促進され、月経周期が短くなります。 このように、排卵は、肝気によって調節されていますので、単なる時間的周期だけでなく、 性行為や感情によって左右される要素を持っています。 この考えに則れば、愛情に包まれて行われる性行為によって、肝気を揺り動かし、排卵を誘発し、 排卵時期ではないと思った予期せぬ妊娠につながる場合があります。

射精も肝の影響を受けます。逆に放出させないようにする収蔵の作用は、腎がつかさどります。 出そうとする力が強すぎる実証の早漏は、肝気によるもので、若年者の早漏に多く、 留めようとする力が弱い虚証の早漏は、腎気不足による年輩者に多い早漏です。

2.肝は血を蔵す
肝は、血の貯蔵というより、体各部への血液量を調節する作用を有しています。 肝血が不足する肝血虚や血の滞りによる血が肝の異常によってみられます。 血と関係が深い皮膚や毛髪の異常、しびれ、睡眠障害などの症状を呈します。 肝血中には、肝陽の亢進を抑える物質があります。 肝陽上亢は、高血圧に相当しますので、中医学では、高血圧の治療には、主に肝から治療します。 (例えば、平肝作用のある釣藤鈎を含む釣藤散などを用います。) また肝血には、目、筋、女子胞(卵巣・子宮)などの組織に特別な栄養物質を提供し、 出血を防止する重要な作用があります。肝血不足が、月経血減少や逆に過多月経になったりします。

 

 
 
 
◆肝と五行の関係
 

1.怒は肝の志
怒は一般的に生理活動に対して好ましくない刺激をあたえる感情で、気血を上逆させ、陽気を過度に昇泄させます。肝は疏泄を主っており、陽気の昇発は肝のはたらきによるものであることから、怒は肝の志とされています。激しく怒ると、肝の陽気の昇発が度をこすことになるので、「怒は肝を傷る」といういい方もされます。また肝の陰血が不足すると、肝の陽気の昇泄が過剰となり、わずかな刺激を受けても怒りを覚えやすくなります。

2.涙は肝の液
肝は目に開竅します。涙は目から出て、目を潤し保護するはたらきをもっています。正常ならば涙の分泌は目が潤う程度であり、外には溢れでません。ただし異物が目の中に侵入したときは涙が大量に分泌し、眼を清潔にし異物を排除します。病理状態では、涙の分泌異常がみられます。肝の陰血が不足すると、両目が乾くし、風火赤眼・肝経の湿熱などでは眼脂が増え、風にあたると涙が出るなどの症状が現れます。また極度の悲哀の状態になると、涙の分泌量が増えます。

3.体は筋に合し、華は爪にある
肝は、筋の収縮弛緩のタイミングの調節をします。肝血が不足すると、筋の引きつり、けいれん、 手足のシビレ感などが見られます。筋とは筋膜のことであり、骨に付着し関節に集まっています。これは関節、肌肉をつなぐ組織の一種です。肝が筋を主るとは、主として筋膜が肝血の滋養を受けていることを指しています。肝の血が充足していれば筋が滋養され、筋は栄養を得てはじめて機敏に力強く運動できるようになります。肝の血が少なくなると、筋膜は栄養を失い、筋力不健・運動不利になります。肝の陰血が不足して筋がその栄養を失うと、さらに手足の振顫・肢体のしびれ・屈伸不利、ひどい場合には瘛瘲などの症状が現れます。肝が充実していれば、爪は、艶がありピンク色を呈しますが、肝血不足では、爪の色が悪くなり、 もろく、変形します。爪甲とは手足の爪のことです。爪は筋の延長線上にあるもので、爪は「筋の余」であるといわれています。したがって肝血の盛衰は爪にもまた影響をあたえます。肝血が充足していれば爪は強靭であり、紅潤でつやがあります。肝血が不足すると爪は軟く薄くなり、枯れて色が淡くひどいときには変形し、もろく割れやすくなります。

4.目に開竅する
精神神経疾患に特有な眼光、興奮時の眼瞼充血など肝と関係する病気の時に現れる目の変化が観察されます。 視力の維持にも関わり、肝血は、目を潤し、しっかりと見る事ができます。 イライラしたり、カッカしたり、肝の熱が強すぎると、目が乾燥します。目は「精明」ともいいます。肝の経脈は上って目系に連絡しています。視力は肝血の滋養に依存しています。このことから、肝は目に開竅するといわれています。また五臓六腑の精気はすべて、目に上注するため、目と五臓六腑は内在的に連係しています。後世の医家はこの理論にもとづいて、五輪学説にまで発展させ、眼科の弁証論治に確かな基礎を築きあげました。肝が目に開竅するということから、肝の機能が正常であるか否かはしばしば目に反映されます。肝の陰血が不足すると両目が乾き、物がはっきり見えなくなるか、夜盲になります。肝系に風熱があると目赤痒痛がおこります。また肝火が上炎すれば目赤生翳(翳とは角膜混蜀のこと)が、肝陽が上亢すれば眩暈が、肝風内動すれば斜視・上視などの症状がそれぞれ現れます。

 
 
 
◆肝胆経絡の働き
 

「肝」と「胆」は表裏の関係にあり、セットで働きますが、その役割は明確に分かれています。肝は「計画を練る将軍」、胆は「決断を下す裁判官」のような関係です。23時から01時は胆経が活発に働く時間帯です。01時から03時は肝経が活発になり、修復が行われる時間です。この時間帯には就寝しているように心がけましょう。ストレスが多い、イライラする、目が疲れる、月経トラブルがある時には「肝」を整えましょう。消化不良や決断力が鈍っていると感じる時、ため息が多い時には、「胆」を整えるようにしましょう。

1、肝(かん)の働き:全身の調整役
「肝は疏泄(そせつ)を司る」と言われ、エネルギーや情緒の流れをコントロールするのがメインの仕事です。

・気の流れを調節する(疏泄作用):
全身の「気」の巡りをスムーズにし、自律神経を安定させます。これが乱れるとイライラや情緒不安定が起こります。

・血(けつ)を蓄える(蔵血作用):
血液を貯蔵し、必要に応じて全身に配分します。睡眠中には血が肝に戻り、体を修復します。

・目と筋(すじ)に関わる:
肝の栄養が十分だと視界がはっきりし、筋肉もしなやかに動きます。不足すると目の疲れや足のつりが出やすくなります。

2、胆の働き:決断と消化
「胆は中精(ちゅうせい)の府」と呼ばれ、他の臓器(胃や腸など)とは異なり、汚物を通さず清浄な液体を蓄える特別な場所とされます。

・胆汁を貯蔵・分泌する:
肝で作られた胆汁を蓄え、消化を助けるために十二指腸へ送ります。西洋医学の胆嚢の働きに近いです。

・決断を司る(主決断):
物事を判断し、決定を下す精神活動を担います。胆の気がしっかりしていると「肝が据わった」状態で、迷わず行動できます。不足すると、優柔不断やビクビクしやすくなると言われます。

3、肝胆を整えるポイントの使い分け
・肝を整えたい時: ストレスが多い、イライラする、目が疲れる、月経トラブルがある時には、香りの良い食材で「気」を流すのがコツです。

・胆を整えたい時: 消化不良(特に脂っこいもの)、決断力が鈍っている、ため息が多い時には、適度な苦味で胆汁の分泌を促すのが効果的です。


 
 
 
◆不調の症状における肝胆の判断
 

「肝(かん)」と「胆(たん)」は、どちらも「気の巡り」と「ストレス」に深く関わりますが、不調の現れ方は「感情と血のコントロール(肝)」か、「決断力と消化の不具合(胆)」かで判断します。どちらの傾向が強いかチェックしてみてください。

1、「肝(かん)」の不調:感情・目・血のサイン
肝は「将軍の官」と呼ばれ、全身の気の流れをコントロールしています。不調になると「滞り」や「突き上げ」のサインが出ます。

・感情の起伏: 激しいイライラ、怒りっぽい、情緒不安定、ため息が多い。
・目と頭のトラブル: 目の疲れ、充血、ドライアイ、頭のてっぺんが痛む、めまい。
・筋肉と血の異常: 足がつりやすい、爪がもろい、月経不順(血の貯蔵トラブル)。
・気の突き上げ(肝火): 顔が赤くなる、激しい耳鳴り、脇腹が張って痛む。
・判断の決め手: 「ストレスでイライラが止まらない」「目が疲れて血の巡りが悪い」といった、感情と全身の調整機能がメインの時に選びます。

2、「胆(たん)」の不調:決断・消化・側面のサイン
胆は「中正(ちゅうせい)の官」と呼ばれ、中立な判断を下す場所です。不調になると「ビクビク」や「苦味」のサインが出ます。

・精神的な弱気: 決断力が鈍る(優柔不断)、ビクビクして怖がりになる、不眠。
・口と消化の異常: 口の中が苦い(胆汁の逆流)、寝起きが悪い、油ものが苦手。
・経絡上の痛み(側面): 側頭部の痛み(偏頭痛)、肩の外側から脇にかけてのコリや痛み。
・判断の決め手: 「物事を決められず不安」「口が苦くて側頭部や脇が痛む」といった、精神的な決断と経絡上のラインに沿ったトラブルがメインの時に選びます。


 
 
 
◆肝胆の経絡を整える薬膳
 

肝と胆の経絡を整える薬膳の基本は、「気の巡りをスムーズにし、解毒を助け、血を補う」ことです。東洋医学において「肝」は自律神経や情緒、解毒、視力を司り、「胆」は決断力や消化(胆汁)に関わります。ストレスや疲労でこれらが乱れると、イライラ、目の疲れ、脇腹の張り、消化不良などが現れやすくなります。アルコール、脂っこい食事、過剰な糖分は肝・胆に負担をかけるため、不調を感じる時は控えましょう。

1、肝・胆を整える食材
肝と胆の働きを助けるには、「青(緑)の食材」「酸味」「香りの良いもの」を積極的に取り入れます。

・気の巡りを良くし、ストレスを緩和する(疎肝理気):
セロリ・春菊・ニラ・パクチー: 香りの強い野菜は、滞った「気」を動かし、イライラを解消します。
柑橘類(レモン・みかん): 酸味と香りが肝の働きをスムーズにします。

・肝の機能を高め、解毒を助ける:
しじみ・あさり: タウリンが豊富で、肝臓の解毒作用をサポートします。
菜の花・ブロッコリー・キャベツ: アブラナ科の野菜は肝臓の解毒酵素を活性化させます。
ウコン(ターメリック): 胆汁の分泌を促し、肝機能を保護します。

・肝血(かんけつ)を補い、目を養う:
クコの実: 肝の栄養である「血」を補い、目の疲れやかすみを改善します。
ほうれん草・人参: 血を養い、肝の働きを安定させます。


 
 
 
◆肝胆を整える代表的なツボ
 

肝(かん)と胆(たん)の経絡は、主に体の側面(脇腹)や足の外側・内側を通っています。これらを整えることで、自律神経の安定やデトックス、消化機能の促進が期待できます。肝胆の経絡は「体の側面」を司るため、ツボ押しと合わせて「側屈(体を横に倒すストレッチ)」を行うのが非常に効果的です。

1. 肝経の代表的なツボ(自律神経・目・解毒)
肝の経絡は足の親指から脚の内側を通っています。血を蓄え、気の巡りをスムーズにするスイッチです。

・太衝(たいしょう): 足の親指と人差し指の骨が交わる手前のくぼみにあります。肝経で最も重要なツボです。ストレス、イライラ、目の疲れ、不眠に効果的で、高ぶった神経を鎮めてくれます。

・曲泉(きょくせん): 膝を深く曲げたときにできる内側のしわの端にあります。肝の「血」を補い、生殖器系のトラブルや膝の痛み、排尿の異常を整えます。

2、胆経の代表的なツボ(決断力・解毒・側面)
胆の経絡は目の横から頭の横、体の側面を通って足の薬指へとつながっています。

・陽陵泉(ようりょうせん): 膝の外側の下にある、ボコッと出た骨(腓骨頭)のすぐ下のくぼみにあります。筋肉の引きつりや肩こりを和らげるほか、胆汁の分泌を促し消化を助ける働きがあります。

・風池(ふうち): 後頭部のうなじの生え際、2本の太い筋肉の外側のくぼみにあります。自律神経を整え、頭痛、めまい、眼精疲労を解消します。肝胆の熱が頭に上ったときによく効きます。

・足臨泣(あしりんきゅう): 足の薬指と小指の骨が合流する手前のくぼみにあります。脇腹の張りや月経前の不調(PMS)、偏頭痛を和らげるのに適しています。


 
 
 
◆肝胆を整えるアロマ
 

肝と胆の経絡を整えるには、「滞った気を流す(理気作用)」ことと、「肝に溜まった熱を冷ます(清熱作用)」、そして「解毒を助ける」香りが効果的です。

1、肝経を整えるアロマ(理気・解毒)
肝はストレスに弱く、気が滞りやすいため、スッキリとした香りで巡りを良くすることがポイントです。

・ベルガモット: 肝の気の滞りを解消する代表的な精油です。怒りや欲求不満を和らげ、気持ちを前向きに切り替えてくれます。

・カモミール・ジャーマン: 肝の熱を冷ます力が強く、イライラや炎症を鎮めます。また、肝の解毒機能をサポートします。

・ペパーミント: 「肝火(かんか)」と呼ばれる、頭に上った熱をクールダウンさせ、目の疲れや頭痛をスッキリさせます。

2、胆経を整えるアロマ(決断力・巡り)
胆経は体の側面を通る長い経絡で、決断力や消化に関わります。

・グレープフルーツ: 胆汁の分泌を助け、脂肪の消化をサポートします。また、リンパや気の巡りを促し、心身の重だるさを解消します。

・ローズマリー: 意識をクリアにし、胆が司る「決断力」を高めます。血行を促進し、胆経の通り道である肩や脇のコリをほぐします。

・サイプレス: 体内の水分バランスを整え、不要なものを流し出す力が強く、胆経のデトックス機能を助けます。


 
 
 
 
 
     
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