脾と胃は、「持ち上げる(脾)」か「下ろす(胃)」か、「エネルギー不足(脾)」か「消化の不具合(胃)」か、という視点で使い分けます。以下の症状リストを参考に、どちらの傾向が強いかチェックしてみてください。
1、「脾(ひ)」の不調:エネルギー不足と重だるさ
脾は栄養を全身へ「送り届ける」役割のため、不調になると「入ってこない・巡らない」サインが出ます。
・エネルギー切れ: 常に体が重だるい、やる気が出ない、食後にひどく眠くなる。
・「上げる」力の低下: 内臓下垂(胃下垂など)、慢性的な軟便・下痢、めまい。
・水分の停滞(湿): 足のむくみがひどい、頭が重く締め付けられる感じがする。
・筋肉のトラブル: 手足に力が入らない、まぶたが下がる、あざができやすい。
・メンタル: 思い悩みやすい、クヨクヨして考えがまとまらない。
2、「胃(い)」の不調:受け入れと排出のトラブル
胃は食べ物を「受け止め、下に降ろす」役割のため、不調になると「詰まる・逆流する」サインが出ます。
・「下ろす」力の低下(逆流): 吐き気、ゲップ、酸っぱいものが込み上げる、しゃっくり。
・受け入れの拒否: 胃もたれ、胃の痛み、膨満感(お腹が張る)、食欲不振。
・熱(燥)の症状: 異常な空腹感(食べてもすぐお腹が空く)、激しい口臭、歯ぐきの腫れや痛み、口の渇き。
・排出の滞り: 便秘(特にコロコロした便)、お腹が張って苦しい。
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