バンコクを中心に広まった流派がバンコクワットポースタイル。タイ古式マッサージがブレイクするきっかけともなった定番の流派です。バンコクワットポースタイルは、タイ古式マッサージの定番とも言えるテクニックです。全身に対する圧迫とストレッチが含まれたスタイルですが、母指や手のひらによる圧迫が中心です。日本の指圧に近いスタイルだとも言えるでしょう。「仰向け~横向き~うつ伏せ~仰向け~座り姿勢」という順番が決まっていて、時折、ストレッチが組み込まれているスタイルです。最もポピュラーで世界中で受けることができるスタイルがバンコクワットポースタイルです。バンコクにあるワットポー(ポー寺)には、そこに巨大な涅槃仏が横たわっていたり、壁画に人体図があって、エネルギーの通り道(セン)が記されていたりして、タイマッサージの総本山と呼ばれるようになったお寺なのですが、もともとはタイの王室系のお寺です。多くの人が勘違いしていますが、ワットポー式タイマッサージは、ワットポーに数百年に渡って伝えられたテクニックや手順ではありません。一般の人たちにタイマッサージを広めるために、ワットポータイマッサージスクールののプリチャード理事長が1961年に作ったスタイルです。現在は、お寺の僧侶がマッサージすることはほとんどありませんし、ワットポー式タイマッサージとワットポーという寺は、特に関係ありません。
次に、チェンマイスタイル。チェンマイ式は、全体を通してソフトで優雅な印象のスタイルです。ひどいコリをなんとかするためのスタイルというよりは、日常的に継続的に受けることで体調を整えるような感じの場合におすすめのスタイルでしょう。チェンマイスタイルとは、その名の通り、タイ北部の町チェンマイで発展したタイ古式マッサージです。ワットポー式が首都バンコクを中心に発展したように、これに対抗するように北部ではチェンマイ式が発展しました。ちなみにチェンマイがタイ王国に支配されたのは、今から約60年前ですが(もとはランナー王国)、ワットポー式の講師であったシントン氏が故郷に帰って、ランナー王国に伝わるマッサージとミックスして1962年に作ったスタイルがチェンマイスタイルなのです。ヨガのポーズを意識した部分が含まれていたり、繊細なタッチでウォーキングするような部分が多かったりしますから、見ていても少し芸術的な感じがするスタイルです。例えば、ワットポー式が両指でぎゅーっと圧迫をしていくのに対し、チェンマイ式は片指ずつ交互に圧迫を繰り返していきます。少しだけですが、肘や前腕を使って圧迫するような場面も含まれています。後半になって身体が温まったらストレッチングを行うのは同じですが、ストレッチングのスタイルもワットポー式とは異なって恰好の良いスタイルになっています。オリエンタルな文化に興味を持つ欧米人がこぞってチェンマイ式を求めた理由も少しわかるような気がします。チェンマイ式は、全体を通してストレッチングが多いというイメージが持たれていますが、あくまでもそれはワットポー式と比較した場合の話で、それほど突出して多いということはありません。現在もチェンマイには、いくつものタイ古式マッサージスクールが乱立していて、ヒーリングタウンとして注目されています。たくさんのスクールが現在も存在していますが、ニュアンスの差こそあれ、基本のスタイルはすべて同じ。それもそのはず、シントン氏が作ったスクールで講師をしていた人たちが、独立したことでスクールが乱立したというわけです。
バンコクスタイルやチェンマイスタイルをマスターするということは、2500年前から伝わる決まった施術パターンを覚えるということではありません。これらは、1960年当時のタイ国王であったラーマ9世が「国民のためにマッサージを広めてください。皆が健康になれるマッサージをわかりやすく広めてください。」という意向で、誰しもが怪我することなく、全ての人の健康に寄与するようにという目的でパターン化された万人向けの施術法です。歴史的に言えば、それらのスタイルの歴史は、60年程度のものであり、ルーツが2500年前にあるということとはあくまでも別の話です。タイの建国は日本の鎌倉時代です。2500年前は日本は縄文時代です。勘違いされている方が多いため、注意点として記載させていただきました。
シヴァカ伝統医学学校は、TTMAグループスクールの中で、最も中心的な役割を担っているマザースクールです。神奈川県鎌倉市にある山まるごと全部の環境では、リスが走り回る豊かな自然にあふれています。湘南の海までも徒歩圏内。観光地として名高い鎌倉では、おしゃれ散策や観光名所巡りもできます。この施設には、受講生の皆さまが無料滞在できる設備も完備しています。自炊できるキッチンや冷蔵庫、暖炉やサウナもあります。アウトドアガーデンでの瞑想もおすすめ。学んで理解する知識はなるべく無料で公開していますが、個人個人によって体格が違い、リーチや柔軟性が異なりますから、マッサージスキルをマスターする上での距離感がひとりひとり異なってきます。動画を見よう見まねで真似をしても、変な距離感で癖づいてしまうと逆に上達を阻害します。シヴァカ伝統医学学校では、ひとりひとりの個性を活かす個別指導がモットーです。パターン化された手順を教えるわけではありません。スピーディーな上達と資格取得を保証しています。独立開業・フリーランスを実現するならぜひここで学んでください。
全くの未経験から初めて、卒業と同時にプロセラピストとして活動できるレベルまでの習得を目的に構成されたコースが、こちらのセラピスト養成総合コースです。タイ古式マッサージのセラピストとしてデビューするための最短コースがこちら。全く身体に触れたことがない未経験者を対象にカリキュラムが構成されています。まずは、手や身体の使い方から始めます。基本中の基本ですが、ここが実は最も大切。順番がわからなくても、自分が怪我しないで、相手の筋肉のコリを捉えてアプローチすることができなければ、プロとしてはやっていけません。全ての総合本科のコースは、コースに応じたTTMA発行のプロ資格が手に入るようになっていますのが、こちらはC級資格がもらえます。C級資格は、このコースで学んだマッサージセラピーが事故補償の対象になりますので、日本国内であれば、どこのサロンで仕事をしても、日本全国にフリーランスで出張しても事故補償サポートが受けられます。プロフェッショナルとしてデビューすることを想定したコースです。入学に当たって審査もありませんから、未経験の方に是非おすすめしたいコースです。
フリーランスとして個人開業を検討している方におすすめのコースです。何かしらのマッサージやボディワーク経験者の方が、本格的なタイ古式マッサージをスタートされる場合にもおすすめできるコースです。卒業と同時に開業することができるカリキュラムです。タイ古式マッサージは2019年にUNESCOに無形文化遺産として登録され、世界的にもスタンダードになった施術スタイルです。基本はオイルを使わずにマットで施術を行いますが、タイ古式の圧迫とストレッチングは、さまざまな場面で応用できる汎用性の高いテクニックの集合体です。独立開業総合コースなら、平均的な一般サロンよりもレベルの高いスキルを提供することができるようになります。このコースを履修されると、「TTMAのB級資格」も推薦で手に入れることができます。TTMAのB級資格があれば、日本全国対応の事故補償サポートも受けられます。公認サロンとして登録もできます。TTMAセラピスト会員である限り、卒業後の復習参加もずーっと無料。一度習得した技術が無駄になることはありません。卒業後にすぐに開業したい方も、将来的に独立開業を視野に入れて検討している方も、ぜひ、こちらのコースを受講してください。
「オリエンタル自然療法総合コース」は、タイだけでなく、インドや日本にも注目して、幅広くオリエンタルな伝統古式セラピーを習得するためのコースです。タイ伝統医学は、古代インド医学である「アーユルヴェーダ」の影響を受けており、「アーユルヴェーダ」の施術法を学ぶことで、確実にスキルアップが図れるはずです。「アーユルヴェーダ」では「アビヤンガ」と呼ばれるオイルマッサージのことを「アーユルヴェーダだと誤解されている方も少なくないと思います。ですが、本来の「アビヤンガ」は、体質を読み取ったうえで、オイルを選択し、ストロークのスピードや圧を細かくコントロールしながら行うものです。施術法には、オイルを額に垂らす「シロダーラ」があったり、身体の各部位を温めて改善を促すためのテクニックもいろいろあります。アーユルヴェーダ独自のカウンセリングに基づいたさまざまな施術法は、いずれも効果を発揮しやすいものです。特に、オイルマッサージを中心に活動されてきたセラピストさんには、スムーズに習得できる内容になっています。このコースの受講に当たってタイ古式マッサージの経験は必要ありません。もちろん、未経験者でも習得できるレアな施術法を集めた内容になっています。このコースを履修されると、「TTMAのR級資格」も推薦で手に入れることができます。TTMAのR級資格があれば、日本全国対応の事故補償サポートも受けられます。公認サロンとして登録もできます。卒業後にすぐに開業したい方も、将来的に独立開業を視野に入れて検討している方におすすめのコースです。
このコースのカリキュラムは、タイに伝わる伝統的なマッサージを総合的に理解し、上級者としてクライアントが望むものをずばり提供できるようになっています。リラクゼーションレベルでは、90分の施術ができることや120分間の施術ができることを念頭に置いていますが、やはり、一般のクライアントが求めるのは、表面的な気持ちよさだけではありません。サロンの現場では、確実にコリを除去することや、日常的な不快感を取り除いてすっきりしたいという要望が多いものです。ですから、「タイ古式療法総合本科コース」では、限りなく治療に近いテクニックまでを学んで、さまざまな要望に応えられるようにという視点でカリキュラムが構成されています。このコースを履修されると、「TTMAのA級資格」も推薦で手に入れることができます。TTMAのA級資格があれば、日本全国対応の事故補償サポートも受けられます。公認サロンとして登録もできます。卒業後にすぐに開業したい方も、将来的に独立開業を視野に入れて検討している方におすすめのコースです。
TTMAでは、さまざまな症例に対して、伝統古式療法を実践することで、検証を重ねています。TTMA総本部(神奈川県鎌倉市)は、臨床的研究の中心的な施設として、さまざまなアプローチを行っています。鎌倉の総本部施設は、山の上にあります。周囲は森となっており、リスやタヌキが走り回る自然環境の中で、自然治癒力を向上させるアプローチとともに、伝統古式マッサージの臨床研究を行っています。人間が自然の産物であることに注目し、コンクリートのジャングルではなく、喧騒を離れた自然豊かな環境下で焚き火をしたり瞑想をしたりしながら、過ごす提案を行っています。日本伝統古式療法研究所は、神奈川県横須賀市になります。この伝統的な古民家では、日本で古くから伝承されてきた薬草を用いた療法を中心に検証を行っています。やんばる自然療法研究所は、沖縄本島北部の東村になります。温かいエリアでしか生息できない植物を栽培し、これらを用いてタイやフィリピン、インドなどに伝わる伝統的なセラピーを実践しています。四季のある日本の気候と南国の気候では、やはり大きな違いがあります。食するモノもそうですが、身体を温める素材と冷やす素材がありますので、これらを日本の環境で結果を出すためにアレンジしたり、配合を調整したりすることで、研究データをまとめています。こうした研究結果は、TTMAの資格を有する方に対して開催する無料勉強会の中でフィードバックしています。